爬虫類

ホオグロヤモリ
(ヤモリ科)
体長:18cm

出現:春、夏、秋
分布:沖永良部島以南

 写真のように斑点が出る場合があります。場所や明るさによって体色が変わるのです。夜中キョキョ・・・・・・と鳴いている声の主はこのヤモリです。
 奄美以北には分布していないので本土から来た人はこの鳴き声を聞いてびっくりします。

ミナミヤモリ

(ヤモリ科)
体長:20cm

出現:春、夏、秋
分布:琉球列島

 写真のようにまだら模様の斑紋をしているのが特徴です。尾にもまだら模様があり全体的にスマートな形をしています。
 家屋内にもいますが、むしろ屋外にすんでいます。枯れ木の皮や岩の隙間に潜んでいるのが観察されます。

オガサワラヤモリ

(ヤモリ科)
体長:13cm

出現:夏
分布:琉球列島以南

  屋外の街路樹や屋敷林、建物壁などの暗いところで生息が確認されていて、在来のヤモリ類とは混在しないようです。オガサワラヤモリは、単為生殖で繁殖するため、1個体が持ち込まれただけでも繁殖集団として定着する可能性があります。

キシノウエトカゲ

(トカゲ科)

体長:30cm
出現:春、夏、秋
分布:沖縄先島群島

 日本産のトカゲ類中最大のもので体長30センチメートルにも達します。宮古島、石垣島、西表島、与那国など沖縄県先島群島のみに産する特産種で学術上の価値も高い種類です。なお、最近乱獲される傾向もあり保護の必要があります。
国指定天然記念物

ミヤコトカゲ

(トカゲ科)
体長:7.2〜8cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古群島

 ミヤコトカゲはかつて、宮古島平良港付近の岩礁性海岸に多数生息していましたが、現在、岩礁性海岸が消失していて、個体群そのものが絶滅した可能性が考えられています。生息場所は、いずれも波しぶきのかかる岩礁性海岸で、池間島では2〜6個体が同時に出現していました。宮古諸島は本種の分布の北限になっています。なお、池間島北東部に位置する無人島のフデ岩でも本種が確認されています。

ミヤコカナヘビ

(カナヘビ科)
体長:

分布:宮古島、池間島

 1996年3月に宮古諸島の固有種ミヤコカナヘビとして新記載されました。本種の採集報告例はきわめて少ないことから、確認されにくい種であるか、あるいは個体数の少ない種であることが考えられています。分布地の一つである平良市松原地区は近年、漁港の整備に伴い草木が度々伐採されていて、その影響が心配されています。

サキシマキノボリトカゲ

(アガマ科)
体長:5〜6cm

分布:沖縄県

 琉球列島に広く分布します。胴は側偏し、背中線上に鋸歯状の鱗列をもち、雄の頭部後方ではそれが著しいのが特徴です。樹上生活に適した長い肢や指趾を持ち、尾の再生能力はなくいったん切れると再生しません。頭部は幅広く、背が高く、吻はほぼ三角形で、雄の頭部は雌のそれよりも相対的に大きい。昼行性で、徘徊して餌を探したりはしないで、木の幹や枝に止まり、近くにきた昆虫を補食します。テリトリー制が見られ、ときどき雄同志の闘争が見られます。

サキシマスベトカゲ

(トカゲ科)
体長:12cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古、八重山諸島

 体は全体的に暗褐色で、名前のとおりスベスベしています。ずんどうで手足は短くてスマートとはいえません。森林の落葉の下に潜んでいることが多く、枯れ葉をかきわけると出てくることがあります。

サキシマバイカダ

(ヘビ科)
体長:100cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古、八重山諸島

 細長くスマートなヘビ。宮古島から一個体だけ確認されています。もしみつかるとしたら、御嶽の近くから発見されるかもしれません。固有亜種、無毒。

ミヤコヒバァ

(ヘビ科)
体長:39〜50cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古、伊良部島

 ミヤコヒバァは、かつて奄美諸島と沖縄諸島に分布するガラスヒバァと同一視されていましたが、1997年宮古島産が別種として再分類され宮古固有種となりました。体の背面は黒色で、地方の方言で「からすの色をした這うもの」の意で、「ガラスバトゥ」「ガラサバウガマ」と呼ばれています。湿地及びその周辺で見られるようで、平良市熱帯植物園の調整池付近でも生息が確認されています。繁殖様式は卵生。

サキシママダラ

(ヘビ科)
体長:120cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古、八重山諸島

 クリーム色の地に黒いまだら紋様が目立ちます。一般的にみられるヘビですが、イタチのせいで少なくなっています。岩のしたなどからボールみたいに丸くなったのがみつかります。

ヒメヘビ

(ヘビ科)
体長:30cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古、八重山諸島

宮古諸島の固有種で、これまで宮古島の平良市熱帯植物園と伊良部島の大竹仲洞のみで分布が確認されていましたが調査が進むにつれ、新分布地として、宮古島上野村野原岳と宮古島城辺町いこいの森公園が追加されました。平良市熱帯植物園付近の農道では轢死体が複数確認され、城辺町いこいの森公園では側溝で死体が確認されました。上野村野原岳では,御嶽林床の岩石下から雌雄各一個体が確認され、伊良部島大竹仲洞付近では,土壌が堆積した側溝で生体が確認されました。このように,ヒメヘビの確認された個体数、地点数は少ないですが、これは本種の希少性を反映するというよりも、本種が小型で隠棲的な性質のため確認が難しいから、と考えられています。ヒメヘビの分布についてはさらに慎重な調査が必要です。

サキシマスジオ

(ヘビ科)
体長:200cm

出現:春、夏、秋
分布:宮古、八重山諸島

 細長くスマートなヘビ。名前が示すとおり尾には黒いスジがあります。小鳥を狙って高い所にも登ります。伊良部島ではイタチに駆逐されてほとんど見ることがありません。固有亜種。無毒。

資料提供:宮古島市総合博物館

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