春(2月下旬〜4月中旬)

 寒い日と温かい日がくり返す中、初夏に向かっていきます。春一番が吹く頃黄砂現象が見られ、春らしさを感じさせます。
気温は17度〜19度前後ですが、温かい日は25度を越す夏日も。沖縄県の県花であるでいごやハイビスカス、そして東平安名崎ではテッポウユリなどが見事な花を咲かせます。
 例年3月下旬には宮古島の海開きが開催され、4月には全日本トライアスロン宮古島大会と幻の大陸と呼ばれる八重干瀬まつりなどが開催され、イベントに湧きます。

■ 主な年中行事 

● 十六日祭(ジュウルクニツ・宮古諸島全域)

旧暦1月16日に催される先祖供養の行事で一族一門が墓前に集い、御馳走を食べ終日賑わいます。

夏(4月〜10月上旬)

 4月下旬から5月上旬ごろまでは若夏の季節。中旬頃梅雨入りし6月中旬まで雨の多い日が続きます。
梅雨明け後は本格的な夏本番。連日25度を越す真夏日が続き、水温も27度から29度を記録します。一年中咲くハイビスカスやブーゲンビリアが強烈な太陽の下で美しい花を咲かせ、海ではカツオ漁の本番です。
また、この時期は泰津宇台風シーズンもあたり、年平均で4個〜6個の台風が宮古諸島を襲います。9月以降は日によっては涼しい日もあり、10月上旬までしのぎやすい気候が続きます。

■ 主な年中行事 

● ハーリー(海人祭)

旧暦5月4日に行われる海の行事。サバニ(くり舟)に龍などを象徴する色彩をほどこし、豊漁祈願の競漕などを行います。

● ウヤガン(祖神)祭祀

平良市大神・島尻・狩俣の3地区で行われている秘祭です。ウヤガンとは祖先神という意味で、祭りではムラの祖先神を尊び、賛えます。

● パーントゥ

ムラの厄払いの行事で旧暦の9月吉日に行われます。パーントゥとはお化けや妖怪といった意味の宮古方言で、パーントゥ神が出現してムラから悪魔を追い払い、人々に無病息災を得させるといわれています。

● ミャークズツ

毎年旧暦8〜9月の甲午の日から4日間にわたって行われる、池間島やその子孫たちの民族行事です。期間中はクイチャーが
盛大に行われます。

● お盆

旧暦の7月13日〜15日に先祖を迎え一族同門が集まり、家族の健康と幸福を祈ります。

● 七夕

先祖供養の行事。旧暦の7月7日には先祖のお墓参りをし、洗骨などをして祖先の威徳を忍びます。

● サニツ

旧暦の3月3日はサニツと呼ばれる女の子の節句。浜下りや潮干狩りなどをして終日楽しみます。

秋(10月中旬〜12月上旬)

 残暑が続きますが朝夕はめっきり涼しくなります。ミーニシ(北風)が吹き初めこの風に乗って渡り鳥のアカハラダカやサシバ(タカの一種)が宮古島を訪れます。農村ではサトウキビの穂が出揃い、白銀の穂が風にたなびく様は壮観です。

■ 主な年中行事 
● サシバの渡り

毎年寒露(10月10日前後2週間)の頃になると渡り鳥のサシバが、何千羽、時には何万羽もの群れをなして宮古諸島に飛来します。サシバは鷲鷹科の一種で、本州の丘陵地帯や森林で繁殖し、渡りの時期になると宮古諸島を経て、東南アジアや中国南部で冬を越します。

冬(12月下旬〜2月中旬)

 冬といってもたまに20度を越す日もあり、いたって暖かい冬です。海は北東の季節風でしける日が多く曇りの日が多くなり、日照時間も短くなります。正月も暖かく一月の平均気温が17.2度。サトウキビ収穫の最盛期を迎えます。

■ 主な年中行事 
● 旧正月

年の初め、今年一年の安泰を祈りながら、親戚や友達、隣組の家を訪ねて祝います。

● サトウキビの刈り入れ

寒さも深まる12月の下旬頃から、サトウキビの刈り入れが始まります。農家にとってはもっとも忙しい時期で、親戚や隣組総出で刈り入れを行います。

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