植物

ブーゲンビレア

(オシロイバナ科)
開花期:1〜5月、9月〜12月
原産:南米
 高さ10m以上に達する常緑つる性低木。花は枝の先端に群がって咲き、3枚の濃い桃色の抱葉が鑑賞の対象とされ、熱帯を代表する花木のひとつです。花と思われている赤や桃色の部分は苞と呼ばれる葉の一部で、花は苞の中心部分に筒状にあります。茎には先の曲がったかたいトゲがあり、葉は卵状で互生しています。
 明治43年、国頭農学校がスリランカより始めて導入。
ブッソウゲ
別名:ハイビスカス

(アオイ科)
開花期:1〜12月
原産:中国南部、インド
 常緑の低木。花は年中咲き、雄しべと雌しべの合体した突起が花の外に突き出し、途中に多数の雄しべが付いているように見えます。
 沖縄を代表する花木のひとつで、真っ赤な花は空の青さと調和して美しい。沖縄への渡来は16世紀頃といわれています。多くの園芸品種があり、八重咲きや葉の斑入等、花の色など約800種以上に及びます。
テッポウユリ

(ユリ科)
開花期:春
 海岸近くの岩場から山裾の原野にかけて見られる多年生草本で、沖縄で単にユリという場合にはこの種のことをいいます。地下には球状または扁球形の鱗茎があり、鱗片は淡黄色をしています。葉は線状披針形で先はとがります。
 春、芳香のある純白色の美しい花を咲かせます。
ノボタン

(ノボタン科)
開花期:
 陽あたりのよい山裾からマツ林にかけて見られる常緑の低木。幹は直立、時には株立状で高さ1〜2mくらいになり、木全体に淡褐色の剛毛があります。葉は対生、卵状楕円形で先はとがり、表面には粗毛があります。花は紫紅色で美しく、枝の先に数花集まって咲きます。この仲間に白花性のものがあり、その種をシロバナノボタンとして区別しています。
センダン


開花期:5月〜6月
分布:奄美以南
 石灰岩地帯に生える落葉性の高木。樹皮は黒褐色で深裂、幹は直立し高さ5〜15mくらいになります。葉は2〜3回羽状複葉、小葉は楕円形で先はとがります。枝の先に10〜15pくらいの円錐花序を出し、芳香のある帯紫色の花を密に咲かせます。核果は楕円形で黄熟します。
ホウオウボク

(ホウオウボク科)
開花期:6月〜9月
原産:マダガスカル
 落葉高木、熱帯を代表する花木のひとつ。傘状の樹形で花は、枝の先端に房状に咲き、ピーク時には樹冠いっぱいに鮮やかな紅桃色でうまり、南国の空の色に映え美しい。実は長さが約30〜60cm、種子は2cm内外、花色には、紅色、橙色、黄色があります。沖縄へは、明治43年、国頭農学校が導入
デイゴ

(マメ科)
開花期:4〜5月
原産:インド
 樹冠全体に咲く紅色の花。沖縄三大名花とされ県花にも指定されています。
オオハマボウ

(アオイ科)
開花期:6月〜9月
分布:屋久島以南
 常緑の高木で高さ4〜12mに達します。枝は分岐多く、樹皮は繊維質、葉は長さ10〜15cmで無毛で光沢が有りハート形、裏面は灰白色。花は10cmで黄色で中心部は暗紫色、咲き始めは黄色で後に橙色または赤色となって散ります。種子は、腎形、長さ4mm。
 葉は、昔は皿や包装紙替わりに利用、飼料、緑肥にもなります。海岸部付近に自生が見られます。
ミヤコジマハナワラビ

(ハナヤスリ科)
分布:琉球列島、台湾、中国


 スリ科のシダ植物。湿地や池水に浸って生育します。根茎は短く肉質、地上茎はふつう1本。栄養葉は3裂し、それぞれがさらに分かれて2,3の裂片となります。各裂片は長さ15pくらい、幅2〜4p。胞子のう穂は栄養葉の分かれめに頂生し円柱状、長さ5〜20p。琉球列島では希産種で沖永良部島が分布の北限、台湾・中国からオーストラリアにかけて分布。
テンジュクナスビ


開花期:5月〜6月
分布:宮古諸島、台湾、
東南アジア
 高さ1〜2mに達す亜低木。小枝や葉の裏脈上にトゲがあり、星毛があります。花冠は青紫色、果実は球形で8mm位、黄色またはオレンジ色に熟し、種子は3mm位、葉は卵形、洋紙質、表は短い毛が多く緑色、裏は密に毛があり灰白色です。長さ4〜7.5cm、幅2.5〜5cm。
マングローブ

雨水によって陸地より運ばれた土砂は、海に出ると、潮流の小さい入り江の沿岸に堆積し、砂泥質海岸をつくります。そのような場所の植物は他と違って、ヒルギ類を中心としたマングローブ林が形成されます。宮古に分布するマングローブ林の構成種として、低木層にヤエヤマヒルギ(オオバヒルギ)、草本層にヒルギダマシが確認できる。他にオヒルギ、メヒルギも見られる。ヒルギダマシは宮古島を分布の北限としています。

クロトン

(トウダイグサ科)
開花期:2〜11月
原産:インドネシア
モルッカ諸島
 常緑の低木。葉は厚い革質で緑地に黄、赤、橙、白など不規則に入り交じり、形には楕円形〜線形、ほこ形、緑が波状の物、らせん状にねじるれる物や中央が主脈だけになって先端に再び葉をつける飛び葉状の物など変化が多い。
 沖縄県にはシンガポール、台湾、ハワイなどから多くの園芸品種が導入され判明しているだけでも約150種近くあります。
ソテツ

(ソテツ科)
開花期:5月〜6月
原産:南中国
 高さ2〜5mに達する常緑の小高木。茎は円柱形で前面に葉の落ちた後があり、葉は大形の羽状複葉で濃い緑色、かたくて先は鋭くとがります。雄花は円柱形に、雌花は球形に集まります。実は11〜12月頃朱赤色に熟し、種子や幹からデンプンをとります。沖縄では古来から生活に密着した植物で飢饉の時食料(処理方法を誤ると中毒、死亡)としたり、葉は緑肥、子供の遊び道具、枯れ葉は燃料、種子は薬用として利用されていました。雌雄異株。毒成分はサイカシン。
モクマオウ

(モクマオウ科)
開花期:2〜4月
分布:南西諸島、台湾
 常緑の高木で20mに達する。約30種あり、針葉樹に見えますが、広葉樹で針状の葉に見えるのは、小枝で各節に退化した葉が6〜8個付いています。
 雄花は枝の先端に、雌花は葉柄につく雌雄同株です。
 明治41年12月、国頭農学校が台湾より、種子を導入して植栽したのが沖縄における造林の始めです。
サキシマスオウノキ

 アオギリ科に属し高さ5〜15mに達する常緑の高木で通常紅樹林内に自生します。葉は長楕円状卵型〜楕円状卵型・長さ10〜20m・鈍頭・円脚上面は無毛平滑・下面は淡色または銀灰色の円上鱗方を密布します。果実は硬い木質・広いボート形・表面は平滑で光沢があります。北は奄美大島・沖縄本島・宮古・石垣・西表・台湾その他熱帯アジア・ポリネシア・アフリカまで分布し大きな板根ができるので有名な木です。
アダン

(タコノキ科)
開花期:5月〜6月
分布:熱帯アジア
 常緑の小高木で、太い枝に疎に分岐し、多数の太い支柱根(アダナス)を出します。葉には主脈と緑に鋭いトゲがあり、雄花は葉のわきから垂れ下がり、雌花は枝の先端に着きます。実は8月〜11月に機黄赤色に熟し、ヤシガニやヤドカリ等が好んで食べます。葉や支柱根を乾燥させてゴザ、ゾウリ、カゴ、帽子等に加工し利用されていました。新芽は食用となります。海岸部での自生が多い。

資料提供:宮古島市総合博物館

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